中国のEコマース業界は世界最大であると言われています。世界最大のEコマース先進国となった中国のマーケティングの事例は日本でも応用することができます。特に中国のEコマースで盛んなのはコスメです。中国のコスメ業界の3大トレンドをマーケティング・ブランディングに応用することで自社に生かしましょう。
共同ブランディング
共同ブランディングは例えば老舗ブランドと新興ブランドが共同でプロモーションを行うことです。例えばビジネスバッグで有名なTUMIというブランドがありますが共同ブランディングで航空会社のANAと組んだり、アパレルのSHIPSと組んだりしている事例が日本でもあります。中国でも老舗ブランドと新興ブランドや複数のブランドが共同してブランディングする事例があります。
IPマーケティング
IP(知的財産)マーケティングは映画・小説・アニメなどとのコラボレーションです。例えば、映画のアベンジャーズとロレアル・メンがIPマーケティングで限定商品を出した事例があります。日本でもアパレルブランドがアニメや映画のキャラクターをデザインに取り入れた商品展開をすることは珍しくありません。
クロスカテゴリ・マーケティング
クロスカテゴリ・マーケティングはブランドがアートや文化のイベントとコラボすることです。例えば博物館とタイアップして商品を出すという事例があります。中国のコスメブランドの中には大英博物館とコラボした事例まであります。
3大トレンドを日本でも生かそう
中国のコスメ市場は日々、進化しており様々なマーケティング・ブランディングの手法が取り入れられています。共同ブランディング・IPマーケティング・クロスカテゴリ・マーケティングなど日本でも取り入れられそうなアイデアもあるのではないでしょうか。
まとめ
中国のEコマースでは共同ブランディング・IPマーケティング・クロスカテゴリ・マーケティングが3大トレンドになっています。中国のEコマースは今や世界最大です。中国のEコマースから学べる事例も多いのではないでしょうか。
参照元 Forbes
執筆者 タモリマサヒコ