メディア戦略

SMBC、大銀行のInstagram大いに迷走中

「三井住友銀行(SMBC)」といえば、誰もが知るメガバンクなのですが、SMBCは銀行には珍しく公式Instagramアカウント(smbc_official)を持っています。面白いのは有能なブレーンを数多く抱えているはずの大銀行にもかかわらず、試行錯誤が伝わってくるところ。どの様にSNSを運用していこうか?と、頭を悩ませている人のヒントになるかもしれません。

大企業ですら、SNSと悪戦苦闘しています

金融とInstagram、この2つは決して相性のよいものではありません。なぜなら、扱っている商品が写真映えしないから。札束やカードの写真ばかりアップするわけにもいきません。加えて金融と「ゆるさ」は、本来相容れないから。ゆるさはともすると、ルーズさととらえられかねませんから、成功を収めている他の大企業SNSを参考にできないのです。

そんなSNS担当者の苦悩が伝わってくるのは、SMBCの公式Instagram。昨年のデータによると日本で2番目、グループで5兆7600億円以上もの売上高を誇るメガバンク、有能なブレーンは数多くいるはずなのです。にもかかわらず、この悪戦苦闘ぶりは非常に興味深いのです。

テイストがバラバラなのはいかがなものか?

SMBC公式Instagramの初投稿は、2018年の7月でした。キャラクターのカワウソ「ミドすけ」をラテアートやキャラ弁などで表現するというシリーズを6枚投稿、非常に凝ったものでした。それと平行して、自行が運用しているWebメディア「Money VIVA」のマンガも転載しているのですが、まあ見づらい。写真とマンガ、テイストがバラバラのものを混在させるという、多くのインスタグラマーが嫌うことをやっちゃっています。

それに加えて今年の3月には、TVCMをそのままアップしています。せっかく人気俳優を起用しているのに「撮影時のオフショットを上げる」という、誰でも思いつきそうなアイデアすら実行せずに、テレビでながれているもの、そのままを公開。SMBCどうしたんだ?と、首を傾げたくなってしまうのです。

まとめ

ラテアート、マンガ、TVCM。上げられているコンテンツはさすが大企業、いずれもクオリティが高いものになっています。ただ惜しいのは、Instagram全体からメッセージが伝わってこないこと。伝わってくるのはInstagramをどう使ってよいか?という迷いばかり、ページの統一感もありませんから散漫です。つまり、あのSMBCですらSNSの運用に苦労しているということ。いきなり「SNSを運用しろ!」といわれても、難しいのは当然といえるでしょう。にもかかわらず、金融業随一のフォロワー数となっているところは、さすがなのですが。

参考 https://www.instagram.com/smbc_official/?hl=ja

執筆者 gisinosuke

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