デジタルマーケティング

中国のeコマースビジネスから学べる5つの特徴

中国のeコマース市場は世界で最も成功しています。経済産業省が公表している「平成30(2018)年版通商白書」では、世界のB2C市場規模約2.4兆ドルのうち中国が世界市場の4割を占めており、地域別では第1位でした。中国のeコマースがこれほどまで成功した理由は一体何なのでしょうか。中国のデジタルマーケティングの特徴について5つ挙げていきます。

AIを利用してパーソナライズされた買い物体験を提供

中国のインターネット通販大手企業はAIを用いてマーケティングをパーソナライズすることに長けています。ECサイト大手のアリババは買い物における消費者行動を動的に分析しており、独自のモバイルアプリ内や他のマーケティングチャネルを通じて顧客に対し最適な商品をレコメンドするマーケティングを実施しています。

モバイルファースト

中国では、モバイル端末を経由した購入が71%と高い割合を示しているためモバイルファーストが重要視されています。この特徴から多くのブランドはすべてのコンテンツをモバイルオーディエンスに向けてマーケティングに活用しています。

ジオターゲティングを活用してアウトリーチ活動をパーソナライズ

ほとんどの中国企業は、マーケティング・コンテンツをパーソナライズするためにモバイル・ファーストのアプローチに関してマーケティング自動化とジオ・ターゲティング設定を組み合わせています。これにより消費者は近くにある企業を識別し相互に関わることができます。例えばWeChatの「Shake Nearby」はジオターゲティングを活用した機能です。

企業間における戦略的な情報パートナーシップ

アリババやテンセントは積極的に企業と情報を活用するための戦略的パートナーシップを続けています。

最近の例を挙げると、LEGOがテンセントと情報パートナーシップを結びました。このパートナーシップではテンセントの顧客データのデータセットを活用して、マーケティングの自動化への取組みをカスタマイズすることが可能になります。LEGOにとっては急速に成長する若者の人口統計に合わせて製品をマーケティングするための新しいデジタルプラットフォームを開発することができます。

中国でもっとも利用されているSNS、WeChatの活用

およそ10億人のユーザが利用しているWeChatは、単なるコミュニケーションツールではありません。基本のチャット機能の他にもモーメント機能、WeChat Pay、ビデオ電話など多岐に渡ります。タクシーの配車やオンライン注文などに対応することができるスーパーアプリケーションのひとつとなっています。企業がWeChatを利用してデジタルマーケティングを行うことはもはや常識となっています。

以上、中国のeコマース市場で行われているデジタルマーケティングの特徴5つでした。Eコマースが活発だからこそデジタルマーケティング手法について多くを学ぶことができます。

 

参照元:

Clickz

通販通信

執筆:cassini

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