デジタルマーケティング

TencentとAlibabaがデジタルマーケティングに参入した目的とは

世界中に約10億人ものユーザーを抱えるコミュニケーションツールのWeChatを運営するTencentがデジタルマーケティング事業に参入することを発表しました。また、中国の巨大ECサイトAlibabaもデジタルマーケティング戦略のためにUni Marketing Platformを立ち上げています。

Tencentとは

TencentはコミュニケーションアプリのWeChat、QQの他にもゲームやECサイト,SNSを展開しています。2018年1月に報じられたTencent Holdingsの時価総額はFacebookを抜き約5900億ドル(約64兆5500億円)で、世界第5位と報じられています。

Tencentがデジタルマーケティングに参入する目的

5月29日、同社は新しいデジタルマーケティングシステムを発表しました。Tencent Technologyによると、このマーケティングシステムは中国マーケティング業界に革新と混乱をもたらし、消費者とのより良いエンゲージメントを促進するものであるとレポートの中で述べられています。

TencentのWE +プラットフォーム

WE+プラットフォームは、WEMPower、WEngage、WEmbraceの3つの主要機能から成り立ちます。

テンセントのオンラインメディアグループ副社長のルアン・ナー(Luan Na)氏が語ったところによると、「新たなマーケティングシステム「WE+」は、完全なマーケティングシステムとして、Tencentのデータ、コンテンツ、技術、シナリオを開くことによって、過去に断片化されてきたマーケティングの道筋を変えました」と語っています。WE+によるデジタルマーケティングによって、同社の広告収入を押し上げる可能性についても期待されています。

AlibabaのUni Maketing

中国大手ECサイトAlibabaもマーケティング事業に参入しており、Uni Marketingを立ち上げています。Uni MarketingはAlibabaの全てのエコシステムで得られたユーザのデータを活用することで、さらに効果的なサービスの提案や購買意欲を高めることを促進する役割があります。

Alibabaが運営しているECマーケットプレイスであるTaobaoやTmallなどのプラットフォーム上では、すべてのステップでユーザのブラウジング、購入、支払い行動を把握し、そのデータに基づいてオンライン店舗をカスタマイズすることが可能です。このため、ブランドは顧客のロイヤリティとエンゲージメントを向上させることができます。

まとめ

Tencent, Alibabaのような多角サービスを提供している企業がデジタルマーケティング部門を自社で行うことは、収集したビッグデータを分析して活用することで、さらなるユーザ満足度の向上と収益の向上を同時に目指すことにつなげるという目的があります。

参照元:

Jing Daily

Tencent

執筆:cassini

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