マーケティング全般

マーケティング部門がAIで直面している4つの障害とは

米国のマーケティングリサーチ会社 Forrester の「企業のAI(人工知能)導入状況に関する報告書」では、回答者の94%がAI主導のマーケティングに非常に価値があると考えている一方、67%以上がAI採用過程での障害を懸念していることがわかりました。

AIでは多くのプロセスを自動化して大量の時間を節約し、 効果的なターゲティングと予測のためにビッグデータの収集分析を使用できます。より高いコンバージョン率を得るために、機械学習によるチャットボットを通じて顧客と交流することも可能です。企業がAIを活用しようとするときの4つの障害を Smart Insights サイトが紹介しています。

1. 知識を戦略に変換する

AI技術の複雑さは大きな懸念となっています。マーケターの35%が AIを十分理解できていないと述べ、29%が現行のキャンペーンに実装するのが難しいと考えています。

ビッグデータは驚くべき速さで成長しており、それを販売戦略に取り入れないことは、それだけで遅れをとることになります。パーソナライズ戦略を推進するために必要な情報が利用可能になるにつれ、情報と知識を実りある戦略に変換することがますます必要になります。

2. データセキュリティ

もう一つの懸念は、データ侵害のリスクと個人情報のセキュリティです。データ侵害の頻度と規模は2017年には29%増加しています。多くのサイバーセキュリティ企業は、現在のサイバー攻撃を止めるだけでなく、将来のサイバー攻撃を防止するためにも AI技術を使用し始めています。

3. 消費者の懐疑主義の克服

ロボットを使って消費者データを収集し、それをカスタマイズされた顧客経験に変換するという当初の考え方は素晴らしいものです。しかしハイパーターゲット広告のためにあらゆるオンライン上での行動が追跡されるという考えは、多くの消費者に恐怖感を抱かせます。AIのビジネスへの使用を望まない人の71%は、プライバシーの侵害を理由にしています。

多くの消費者は AI技術を怖がっているか、コンピュータシステムが人間よりも自分の好みをよりよく理解できることを信じていません。顧客の反発が AI技術の導入を妨げている場合には、透明性を打ち出すことです。優れた製品推奨やより効率的なサービスで、AIが良い顧客体験をどうサポートしているかを消費者に正確に知らせてください。

4. コンスタントな進歩への調整

ここ数年でAI技術は目を見張る進化を遂げました。しかし従業員がAIを使用するのに必要なスキルとノウハウを持っていると報告している企業は、4社に1社のみです。AIの導入では自動化が従業員のあらゆる日常作業を引き継ぐため、基本的な認知スキルと手作業の必要が減ります。しかし技術スキル、社会的、感情的スキル、高い認知への需要は増えます。

AIがより洗練され複雑になるにつれ、この技術を最大限に活用するために、さらなる訓練と専門知識が必要になります。現在市場は AIの才能不足に直面しています。AIの統合のための訓練を受けた人への需要は高く、企業は AIの現状を理解している人材を探し求めていかなければなりません。これは中小企業にとっては不利な状況です。

まとめ

新しいことを試みる際には常に抵抗が伴います。しかしAIの利点はそれをはるかに超えています。企業が将来を先取りして成功するためには、これらの障害を解決し、この驚くべきテクノロジーを手放しでで受け入れる必要があります。

参照元:  Smart Insights
執筆者:  シャヴィット・コハヴ

 

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