デジタルマーケティング

DBSが実施したブランド認知を高めるためのデジタルマーケティング

2017年にシンガポールで行われたイベントMarketing Excellence Awardで、シンガポールの銀行DBSが旧正月に実施したデジタルマーケティングでViral Marketing部門最優秀賞を受賞しました。いったいどのようなマーケティングを実施したのでしょうか。

旧正月に向けて行われたマーケティング

中華圏では、旧正月に紅包(ホンパオ)という赤い袋に入ったお金を送る文化があります。日本のお年玉と似たものです。DBSは昔から旧正月期間中に店頭での取引中で顧客に100万個以上の紅包を配るキャンペーンを行なっていましたが、近年は似たように紅包を顧客に配ることでブランドの認識を高めようとする企業が多くなってきました。DBSはより多くの人にブランドを知ってもらうために、紅包を含めもう一歩前に進んだデジタルマーケティングを実施しました。

子会社POSBと共同して行われたデジタルキャンペーン

DBSはキャンペーンを推進するために、DBSの子会社で今年創設140周年を迎えるシンガポールの銀行であるPOSBの30万人のFacebookファンに目を向けました。またモバイルデバイスを使用しているユーザが多いことから、今回のデジタルキャンペーンはモバイルデバイス上で広くシェアされるものである必要があり、POSBのキャラクターであるSmiley the squirrelというリスのキャラクターとDBSのXing & Jaanという男の子と女の子のキャラクターを用いたデジタルマーケティングが実施されました。

POSBはオンラインゲーム、DBSはデジタルステッカーを配布してブランドの認知を高めた

POSBは旧正月中に「Where’s Smiley?」というモバイル端末向けのゲームをリリースしました。これはキャラクターのリスを探すゲームで、ゲームプレイ数は524,989件、100万以上ページビューを記録しました。64%がスマートフォンでゲームをプレイしたため、モバイル端末向けの戦略が成功したことを証明しました。

DBSのXing&Jaanのデジタルステッカーも圧倒的に肯定的なフィードバックを集め、6,600件以上のデジタルエンゲージメントを達成。DBSのカスタマーサービス担当者は、Facebookの返信でこれらのステッカーを利用すると顧客から良いフィードバックを得ることができました。さらに5,403のデジタルステッカーがDBSのスタッフ、クライアント、およびその関連会社に送信され、キャンペーンマイクロサイトへの訪問数は10,402となり、このキャンペーンの期間中、DBSは最初の目標50,000を超える記録的な180,000件のデジタル・エンゲージメントを達成することに成功しました。

DBSやPOSBのキャラクターを用いたデジタルマーケティングは、オンラインゲームやデジタルステッカーといったソフトな部分から顧客との接点を作ったことでブランドの認知を高めた良い事例と言えるでしょう。

参照元・画像出典:Marketing Interactive

執筆:cassini

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