Snapchatは2017年から新しい広告の「オーディエンスフィルタ」を発表しています。
オーディエンスフィルタはユーザの場所・関心・年齢・操作する時間帯などに基づいて、スポンサードフィルタを使用して特定のオーディエンスをターゲットにすることができます。以下では、オーディエンスフィルタの利用手順とフィルタのカテゴリ、またオーディエンスフィルタがSnapchat広告キャンペーンに役立つ理由をまとめています。
オーディエンスフィルタの利用手順とフィルタのカテゴリ
オーディエンスフィルタは以下の手順で利用することができます。
- 対象の設定
- 広告の設定
- 広告を投稿
- 結果を分析
また、広告を設定する企業や個人は次のカテゴリを指定してフィルタをかけることができます。
- 年齢
- 時間
- 性別
- ライフスタイルカテゴリ
- 言語
- デバイスの種類
- 地域(郵便番号、国、DMA※指定マーケット地域)
オーディエンスフィルタがSnapchat広告キャンペーンに役立つ2つの理由
オーディエンスフィルタのターゲティング機能がブランドのSnapchat広告キャンペーンに役立つ理由は2つあります。
- ブランドがターゲットオーディエンスにリーチする可能性が高くなる
オーディエンスフィルタを使用すると、ブランドは特定の年齢層のすべてのユーザーをターゲットにするのではなく、行動属性に基づいてユーザーをターゲットに設定することができます。これは、ブランドが特定のディスカバーコンテンツに基づいてユーザーをターゲットにすることや、Snapchatで消費したことを示すことができることを意味します。この機能により、ブランドは商品を購入する傾向が強いオーディエンスに広告を配信することができます。
- ブランドが時間帯に応じてターゲット設定することが可能
ブランドは、異なるフィルタを使用して時間帯に応じたユーザーをターゲット設定することで、商品のさまざまな側面を宣伝することができます。時間帯に基づいたオーディエンスフィルタキャンペーンを実行しているブランドは、午前8時、午後12時および午後3時といったように異なるフィルタをかけることで、各フィルタにおいて製品の異なるセールスポイントを挙げることもできます。これは、1日中学校に通っている学生を対象とする場合などに特に便利です。
Snapchatのオーディエンスフィルタは、新しい側面からターゲットにリーチすることを可能にします。
参考:
執筆:cassini