メディア戦略

【コラム】今のままで大丈夫?広がり続けるクラウドソーシングの市場規模とコンテンツマーケティングについて

矢野経済研究所による調査で2018年には流通金額が1800億円まで拡大するであろうと見込まれているクラウドソーシング。ここ数年はコンテンツマーケティングを重視する企業も増えていることから、実際にクラウドソーシングを利用してデザイン・ライティングなどを依頼したことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで本日はクラウドソーシングの市場規模拡大とコンテンツマーケティングというテーマでお話したいと思います。

クラウドソーシングにおける流通金額の増加で、コンテンツマーケティングはどのように変化するのか

雇用リスクを回避して安価で制作物を作りたい企業と、副業もしくはフリーランスとして仕事をしたい個人を結ぶクラウドソーシング。それらが活性化することは双方にとってもメリットが大きいことだと言えます。

ただ、クラウドソーシング経由の仕事の大半はインターネット上に掲載されるコンテンツに関するもの。コンテンツマーケティングの観点から考えると「情報の大幅増加による競争激化」という一つのポイントが挙げられます。

つまり、コンテンツマーケティングが主流の中でクラウドソーシングの流通金額が増えるということは、より高品質なコンテンツを制作していかなければ大群の中に埋もれてしまうということ。安く外注できたとしてもクオリティーが並であれば、これまでよりもコンテンツの価値が低くなってしまう可能性があるということです。

資本力で劣る中小企業が不利な状況に

今後はクラウドソーシングの需要増加によって、インターネット上には今より多くのコンテンツが圧倒的スピードで増えて行くことになります。当然、どの企業もコンテンツの質を担保しながら大量のコンテンツリリースという策を考えますから、資本力で劣る中小企業は大企業と比較すると、どうしても不利な状況になってしまうことが予想されます。

例えばオウンドメディアにおいても「ある程度の質、ある程度のボリューム」という中途半端な内容で運用していた場合はその効果がどんどん薄れてしまう可能性があります。

そうなってくると当然考えなくてはいけないのがクラウドソーシングだけでは実現できない「より質の高いコンテンツ制作」です。しかし、より質の高いコンテンツとは一体どのようにして制作していけば良いのでしょうか。

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コンテンツは情報から体験へとレベルアップさせなければいけない時代に

さらなる情報過多の時代を見越して考えたいのが「コンテンツを情報から体験へとレベルアップさせる」という考え方です。これは、従来多く行われてきた「テキストと写真で読者へ情報提供」というコンテンツから、属人的なストーリー風コンテンツ、ライブ動画など体験寄りのコンテンツにシフトさせていくということ。

体験寄りの良質なコンテンツはクラウドソーシングなどで依頼して簡単に仕上がるものではありませんから、読者視点の企画を作ることができば、コンテンツマーケティングを仕掛ける競合他社との大きな差別化になります。

また、大企業の場合はそのような小回りの効いたコンテンツ制作は難しい傾向にあります。そのため、今後リソースの限られた中小企業のコンテンツマーケティング施策は「体験を届ける」ということに注目していきたいところです。

まとめ

クラウドソーシングの成長は企業・個人にとって喜ばしいことではありますが、コンテンツマーケティングという視点では競争激化が予想されます。そのため、今後は新しいテクノロジーを活用したツールやシステムにも注目が集まります。

最近はFacebookにライブ動画機能が追加されたり、LINE LIVEが一般公開されるなど、各社からコンテンツの質向上に役立つ機能が多数登場しています。ビジネス全般的に模倣は立派な戦略と言われていますが、コンテンツマーケティングに限って言えば逆。

読者メリットが高くオリジナル性に富んだコンテンツが評価される傾向にあるため、コンテンツマーケティングに注力している企業は、ぜひ様々なツールや機能を駆使して体験に近い良質なコンテンツ制作をいまのうちから心がけてみてはいかがでしょうか?

執 筆:マーケティングワールド編集部

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