デジタルマーケティング

実店舗を販売の場ではなく体験の場へと変える必要性

インターネットやスマートフォンの普及により、ここ10年で人々のショッピングスタイルは大きく変わることになりました。インターネットが普及するまでは、ショッピングといえばデパートやショッピングセンターで実物を見て良し悪しを判断し、購入を決めることが常識でした。しかし現在では日頃の食材ですらネットで購入するという人も増えるなど、実店舗よりもネットショップを介して買い物をする人が急激に増加しているのです。このような状況ということもあり、実店舗は今まで通りの販売の場ではなく、違った形態への変化が求められています。 

ネット購入が当たり前となった現代

身の回りの人でネットで買い物をしたことがない人という人を探す方が難しくなってきた現代では、様々なものをネットショップで購入できるようになっています。家具家電やアパレル系はもちろん、近所のスーパーで買うことが常識だった日用品や食品までもネットで購入することができます。ごく一部の特殊なものを除き、ネットで買えないものを探す方が難しい時代になりました。

これだけ何でも買えるようになり、実店舗よりもネットで購入する方が価格も安いとなると、実店舗で購入する人が減ってくるのは当然の流れだといえます。加えてAmazonのように最短当日に届けてもらえるなど、通販特有の届くまでに時間がかかるという弱点も限りなく無くなってきています。こういったサービスの向上とともに、現在ではネット購入が当たり前の時代となってきているのです。 

実店舗の実情


ネットでのショッピングが当たり前となった現代にも関わらず、実店舗はまだまだ星の数ほど存在しています。ネットの普及により経営が苦しくなり、撤退せざるを得なくなったお店がある一方で、新店舗を出店している企業があるのも事実です。この違いはどこにあるのかというと、ネット時代に上手く対応できたかどうかがポイントとなっています。

これだけネットが普及しているにも関わらず、頑なに昔ながらの店舗運営にこだわっているようでは淘汰されるのは当然です。そういったお店は商品の実物を確認することだけに利用され、購入は他の安いネットショップに奪われてしまいます。ネットと実店舗をうまく絡めた運営ができていない店舗が陥りがちなパターンだといえるでしょう。こうした状況を打破するには、時代にマッチした販売戦略を考えることが重要なこととなります。 

実店舗を体験の場へ


実店舗をうまく運営していくには、ネット販売との連携が鍵となります。ユーザーがネットではなく実店舗で購入する理由として考えられることは、「今すぐ欲しい」「ネットよりも安い」といった場合が考えられます。緊急で今すぐに欲しいといった場合はネットよりも実店舗が完全に勝る部分です。いくら当日配送可能でも、1分1秒でも早く欲しいといった場合には誰でも目の前にあるものを購入するはずです。しかしこういった緊急性を持った人が毎日たくさんお店に訪れることは考えにくいので、こういった層をターゲットにしてもお店の運営は成り立ちません。「ネットよりも安い」というケースは、当然値引きを頑張れば不可能ではありませんが、結局ネットとの価格競争でしかないので最終的には人件費や固定費の差でネット価格には負けてしまうでしょう。

では実店舗はどのように運営することが効果的なのかというと、「体験の場」として割り切ることが一つの方法となります。自前のネットショップも用意しておき、実店舗では商品の実物を体験してもらうことを重視した運営をすると効果的です。商品を売る場ではなく体験する場に特化させることで、人件費などの固定費を最低限に抑えることも可能です。割引や特典をうまく活用し自社のサイトから購入してもらう動線を確保すれば、実店舗で売れなくても健全な運営が実現するでしょう。 

期間限定で実店舗を出店する

実店舗を商品の体験の場と捉えるのであれば、期間限定で店舗を出店するのも有効な手段です。新商品を発売したときに短期間だけ出店し、集中的にアピールすることでより特別な体験を提供できるようになります。販売はネットでということを前提とし、短期間なのでコストも抑えられることから海外でも有効な手法として用いられています。特にネット販売専門の業者では、普段はないユーザーとのリアルな接点を作れる貴重な場となっているのです。このような要素を多く取り入れることが、今後の実店舗運営の鍵を握ってくることは間違いないでしょう。 

まとめ

時代の変化に上手く対応できるところが生き残っていくのはいつの時代も共通していることですが、ネット通販の普及スピードについて行けなかった販売店はすでに苦しい状況にたたされています。これから巻き返していくには、時代の先を読み現実的な選択をする必要があります。その一つの手段が、「実店舗は売上げを作る場」という概念を捨て去ることです。大きな改革をするには何かを捨てることも必要です。実店舗運営に行き詰まっているのであれば、思い切って大きな変化を仕掛けてみてはいかがでしょうか。 
 
執筆者:竹内洋樹
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