マーケティング全般

モバイルユーザが嫌うのは、最適化されていない広告

モバイルユーザにとって広告がじゃまになることは度々あります。しかし英国のオンライン広告・モバイル広告の業界団体IAB UKの調査によると、モバイルユーザを不快にさせているのは広告自体ではなく、それらがデバイスに見合って最適化されていないことだという結果が出ています。Marketing Techサイトが伝えています。

最適化されていない広告はコンバージョンにつながらない

この調査では英国の成人1万2千人に、モバイル広告に対する感情について質問しています。その結果大半が、広告があると無料でコンテンツを見ることができるため、広告を好意的に感じていることがわかりました。84%が視聴料を払うよりも、広告の方を選ぶと答えています。

「この調査結果は、企業にとって広告をスマホ用に最適化することに大きなメリットがあることを示している」とIAB UKのチーフ・デジタルオフィサーは語っています。また、MediaComのモバイル・グローバル責任者は「企業はテレビやデスクトップ向けに作られた広告が、モバイル環境にもそのまま働くと思いがちだ」と指摘しています。

最適化の利点

この調査の回答者の78%が、自分のデバイスに見合っていない広告に悩まされていると答えています。消費者の非難は広告業者だけに向けられるのではなく、37%がウェブサイトやプラットフォームを非難し、33%は企業自体を非難しています。

最適化された広告と最適化されていない広告の掲載結果の差は明らかです。最適化された広告では、主要企業の指標は好み(+44%)、信頼(+33%)、企業の検討(+56%)、より詳細を調べる意向(+50%)と上がっています。

モバイルデバイス向けにフォーマットされた広告が、モバイルユーザによく受け入れられることは当然なことですが、実際にこれを実現していない企業が多く存在しているのです。

まとめ

英国の消費者の多くは、広告自体を嫌ってはいません。彼らが嫌っているのは、悪い広告体験です。コンテキストを尊重し、人々からの注目の見返りに「価値を提供する」という目的に見合った広告は、広告主とユーザ間にWin-Winの関係を創り出します。日本でも同じことが言えるのではないでしょうか。

参照元:  Marketing Tech
執筆者:  シャヴィット・コハヴ

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