マーケティング全般

ポケモンGOに学ぶコンテンツづくりとマーケティング戦略

2016年7月6日にリリースされたポケモンGO(日本は7月22日)。ダウンロード数は全世界で1億を超え、日本でも社会現象となっています。

歩きスマホなどのマナー問題やゲーム性には賛否両論ありますがアプリコンテンツとして史上空前のヒットを飛ばしているポケモンGO。リアルに人を動かし、デジタルコンテンツが持つ未来の可能性を示してくれた素晴らしい成功事例と言えるのではないでしょうか。

そこで本日は、ポケモンGOに学ぶコンテンツづくりとマーケティングというテーマでヒットの秘密を紐解いてみたいと思います。

ポケモンGOは新しいものではない

最近はロボットを動かすAI(人口知能)に関する最新テクノロジーが賑わってきていますが、ポケモンGOというゲームの土台を支えているのは従来から利用されてきたGPSとAR(拡張現実)という2つの技術。

特にGPSによってユーザー位置を特定する技術は何年も前から使われており、ARについては2013年2月に発売開始となったGoogle Glass(メガネ型スマートデバイス)を皮切りに数々のコンテンツに利用されています。

つまり空前のヒットを飛ばしているポケモンGOの正体は、最新技術の結集によるものではなく前からあった技術の組み合わせ+α。単純なアイデアコンテンツと言い換えることもできます。

そもそもポケモンというゲームは約20年ほど前から存在。以降はマイナーチェンジを繰り返している若年層向けの定番のコンテンツであり、今更大人まで熱狂するコンテンツ力は秘めていないはず。

そのため「収集癖を煽るゲーム性こそあれど特に魅力を感じない」と考える方も多いのではないでしょうか。それではなぜゲームアプリ「ポケモンGO」はヒットしたのか。その秘密はマーケティング戦略に隠されていました。

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ポケモンGOヒットの鍵はコンテンツではなくマーケティング

従来のゲーム性に従来の技術。コンテンツ力としては乏しいとも考えられるポケモンGO。しかし、ヒットの裏には国産コンテンツの逆輸入という立ち位置を取って日本のメディアを上手く利用した、ナイアンティック社および任天堂社の精巧なマーケティング戦略が垣間見えます。

その中でも決め手になったのはプロダクトローンチ(発売前に見込み客を煽って一気に売り込む手法)というマーケティング施策です。7月6日の米国リリースから22日の日本リリースまでの約2週間強。日本国内では過剰とも言えるほどポケモンGOに関するメディア報道がありました。

つまり、史上空前のヒットの裏には、史上稀に見る大規模なプロダクトローンチが仕掛けられていたということです。逆輸入コンテンツの特性を踏まえてメディアの報道を意図的に作り出したことで「このゲームは面白い」というイメージが国内に浸透。それにより「ポケモンGO」のヒットはリリース前から約束されていたというわけです。

まとめ

ビジネスマンとして今回のポケモンGOに学んでおきたいのは、コンテンツづくりからマーケティングまでの一連の企業努力。つまり「コンテンツ」と「マーケティング」の絶妙なバランスがヒットを生み出すということです。

自社の商品・サービスを企画するときは「良いものを作れば売れる」「最新のマーケティングを仕掛ければ売れる」とついつい偏った考え方をしてしまいがちですが、ヒットの裏には針の穴に糸を通すような絶妙な戦略が欠かせません。

これから新商品・サービスを開発して大きなビジネスチャンスに繋げようとしている方は、ポケモンGOのコンテンツづくり・マーケティング戦略を参考にしてみてはいかがでしょうか?

執 筆:マーケティングワールド編集部

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